♯untitled_note

私的な考えとかメモ、その他トラブルシュート

ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン第5話感想

レイジ・アゲインスト・トーフ

今回もかなり面白かった。他は特に言うことがない。

追記(2015/05/15)
面白かったという意味が伝わらないかも知れないと思って追記。
レイジ・アゲインスト・トーフを15分に凝縮した、脚本、構成、演出、全てが面白かった。
間違いなくこれはニンジャスレイヤーのレイジ・アゲインスト・トーフだと言える。
そういう意味で面白かった。
足りぬ事といえば、ビホルダー=サンがソニックブーム=サンめいてサンシタのような描写になったことぐらいだ。
ビホルダー=サンも尋問(拷問)されながら目を繰り抜いて見せて逆転を図ろうとしたりとガッツはあるが、
ファンではないので徹底的な擁護はしないことにした。*1



のだが…チープなフラッシュアニメがかなり少ないことについて 困惑している人を救済しようと思い、決断的に筆を取った。

しかし僕が15分アニメの感想文を真面目に書き始めると
3時間はかかることがわかったので、本当に殴りつけるように書いていく。

右と左

視聴後のあなた方の感想はどうだっただろうか?
やっぱりフラッシュアニメが足りない?

自我研修が行き届いていてたいへんに結構なことだが、
僕はニンジャスレイヤーの魅力はこういった話にこそ詰まっていると思っている。*2


ニンジャスレイヤーのお話は、大きく分けて右寄り(シリアス)、左寄り(ギャグ/コミカル)があるが
今回の「レイジ・アゲインスト・トーフ」というお話は、かなり右寄りな話だ。


実際にはこれまでの1〜4話もかなり右寄りな話なのだが、
今回は1人のモータル(非ニンジャの一般人)に終始フォーカスがあたっている事が異なっている。

物語の主人公

そう、今回のアニメイシヨンは右腕にテッコを装着したシガキ・サイゼン=サンが主人公である。
今回のようにニンジャスレイヤーにフォーカスが当たらず、最後に出て殺すおじさんになっている話も実際チャメシ・インシデントだ。

今回のアニメイシヨンは、そのシガキ=サンを中心にした話であり、
かつそのシリアスな話を存分に引き出す為に、フラッシュアニメを最小限に抑えたのだと思う。


どうシリアスなのか、正直シガキ=サンの過去・現在を説明が無いと
何がシリアスなのかわからないので、少し書いておこうと思う。

シガキ=サンの過去

サカイエサン・トーフ工場に勤めていた墨絵師を目指していたシガキ・サイゼン=サンが、トーフプレス機で右腕を失ってしまう。
サカイエサン・トーフ社は労災として、旧世代の戦闘用サイバー義手「テッコ」(確か中古)を与え、シガキ=サンは復職するが、
旧世代の戦闘用サイバー義手ということもあり、テッコの力加減が全くできず、
工場の設備を壊してしまい、職を失った上に莫大な賠償金を背負わされてしまう。


そんなことがあった後で、冒頭のスシバーのシーンに繋がる。

どうでしょうか?
これだけ知っているだけでも、この話の見え方が変わってくると思います。


1人のモータルがマッポーの世の中で1つのミスから、全ての人生が狂っていく。

仕組まれた暴動に身を任せ、プロの墨絵師という己の目指す道と、
暴動の中で生まれたテクノカラテの才能とで葛藤を繰り広げ、
最後にはインガオホーというコトワザ通りテッコも破壊され満身創痍の状態になる。

しかし、その目にはニンジャスレイヤーという「鬼」が魅せた光景が映り、彼はまだ生きている。

そういう状態でヒキ。この話はおしまいです。
今までのようにニンジャが爆発四散してチャンチャンで終わりではない。
絶望(マッポー)の中に未来を見出すような終わり方だ。

まとめ

ニンジャスレイヤーは、シリアスなストーリーの中に馬鹿馬鹿しい地の文=サン(ナレーション)さんが居たり、ニンジャスレイヤー=サンのありえない行動に吹き出したりする、そういった笑い泣く物語なのだ。

そういった認識でアニメイシヨンを見て頂き、この話は何を表現しようとしているのか?
少し考えて見て、オハギめいたフラッシュアニメ中毒から脱出していただきたい。



また書いていて思ったが、このアニメはアニメを売ろうとしていない。
この説明不足な、しかし破綻の無いアニメで、そこから派生する
原作やコミッカライズに興味を持ってもらい、知識をつけてからさらにアニメイシヨンを再重点して、ヘッズのタノシイと商売のシナジー効果を生む為のモノのように思い始めてきた。

本当に抜け目ない商人の目が光っているように思える。


P.S.最近ちょくちょく動画に説明コメントを書いていたりするので、
今回もそういった方向で皆さんの興味を刺激していこうと思う。

次週のED

次週のEDを歌うのはエレクトリックイール=サンだ。
僕はこのバンドをご存じないが、この名前のニンジャなら知っている。


恐らく次の話は「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」

本当ならpart4ぐらいに分けてやって欲しい、僕自身本当に涙を流した物語になるだろう。
アニメの表現方法によってはあなた方も同じ目に合うだろう。備えよう。

*1:すまんな、本当にすまん。

*2:冗談抜きで本気だ

ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン第4話感想

今回の話には不満があって決断的速度で筆を取った。
ヘッズには既に分かっているかもしれないが、ソニックブーム=サンのソニックカラテについてだ。
今回はソニックブーム=サンの擁護を重点していく。


しかし他は良かったし、今回も素直に感想を書いていこう。

カワイイ


歌い放題、カニ食べ放題のタラバー歌カニ!
マイクを持つカニがカワイイだ!



女子高生の「サイオー・ホースな」も聞けて大満足。*1

タラバー歌カニの知られざる内部

4話の一番の収穫はこのシーンと言っても過言ではない。


「蟹」ボタンがあからさまに蟹なのだ!

「蟹」ボタン連打!ジト目カワイイヤッター!


少しふっくらした子がフリートコレクションの日向めいてカワイイ!

超好きなシーン


この速度感。フラッシュアニメとのカタルシスもいいけど、
真面目アニメのこれも、やはりいい。遥かに良い…。

不満なシーンその0

殆どおまけ。実際にはあまり不満ではないけどついでに。


このシーン、分かりにくいので、ちょいとご説明。

スーサイド=サンのジツはアブソーション・ジツは他人の生命力を奪って吸収し 力の底上げや、傷を癒やすことができる。
これはスーサイド=サンがヤモトたちの生命力を吸い取ろうとするが、止めるという、ニンジャらしからぬ彼の漢のシーンなのだが、
アニメイシヨンでは落ちた直後に、スーサイド=サンがヤモトたちを視認した様子が無いため、
直前にソニックブーム=サンに発動していたジツが使えなくなり、
パワが無くなったかのような描写に見えるのでは、と思った。

たぶんここは、一瞬スーサイド=サン視点でローアングルからヤモトたちを見やり、
その存在を視認したことを視聴者に伝えるとともにファンサービスを重点し、この描写を入れると、まだましだったと思う。*2

不満なシーンその1

ソニックブーム=サンは、多くのニュービーが初めて目にするであろう
ノーカラテ・ノーニンジャを体現するニンジャなのに*3、その戦闘シーンは実際雑。



「今も昔もニンジャは、カラテを極めたものが上に行く。身を持ってわからせてやろうじゃねえか。」

という超渋い啖呵とともにそのカラテを目にし、
多くのものがソニックブーム=サンのファンになるはずだったのに次のシーンがこれである。



まあ、想定内でしたよ…。
でも許せない。


何がって、
左右に揺れてオリガミが爆発してるけど、なんで爆発してるのかは見た目には全然わからない。

これ、実際には迫り来る飛来オリガミをソニックカラテ一発で複数撃ち落としてるのだ。
アニメイシヨン以外ではソニックブーム=サンも多少オリガミを被弾しますが(アニメは無傷)、それでも一方的にやられてるように見えるこれは頂けなかった。
せめてワンシーンだけでもそういうシーンがあれば、せめてゴブリン=サンのナレーションによって補足してくれれば…*4

不満なシーンその2

ヤモト捕縛までのシーンの流れを見てみましょう。


上のオリガミ迎撃から「オトナをナメんなよ…」という台詞からノロシ装置発動

ヤモト=サンがこれを労せず迎撃


ヤクザの間からぬっと出てきて掌底(?)


そしてヤモト確保

ニンジャスレイヤーを最近見始めた貴方!どう思いましたか?
カラテの差を感じましたか?感じません。


だってこれ、オリガミ飛ばされて苦戦したソニックブーム=サンがクローンヤクザの増援を呼んで、その隙をついたような格好ですもん。
やってることがサンシタめいていて、ソニックブーム=サンの計算高さと確かなカラテが伝わってきませんよね。

当然、アニメイシヨン以外ではソニックカラテを存分に奮って、
クローンヤクザたちの迎撃でオリガミ(弾)が切れたヤモト=サンをソニックカラテで打ち倒します。

不満なシーンその3

そしてニンジャスレイヤーとの戦い。
最後まで普通のアニメ描写のなかったソニックカラテ。
これには本当にがっかりした…。



普通のソニックカラテパンチ。
タイガーショットめいているが、これはまあ許せる。



フジキドの無数のスリケンを撃ち落とす対空ポムポムパンチ。
これは許せない。


実はこれ、先のソニックカラテパンチをニンジャスレイヤーが跳躍による回避動作を行うと予測した対空技で、
フジキドはその対処のためにスリケンを投げて相殺しているのだ。
防御ではなく攻めのカラテなのだが、これが攻めに見えた人いるだろうか?

それでも威力を殺しきれずフジキドもダメージを受ける、それでもどうにかニンジャスレイヤーがどうにか間合いを詰めるという両者のカラテが伝わる凄いシーンだ。
それがまるで、オリガミといいスリケンといい、飛び道具に弱いかのように終始攻められているように見える。
更に言うと、先に述べたゴブリン=サンのナレーションがあったにも関わらず、ただ「ソニックカラテ対空ポムポムパンチだ!」と言うだけに終わってるのが許せなかった。

不満なシーンその4



至近距離での拳と拳のぶつかり合いからの出血! これも許せない。

実はこれ、ニンジャスレイヤーのパンチ力が強かったわけではなく、
ワン・インチ距離ではソニックカラテの破壊力が自分にまで来てしまう(当然相手にもダメージは行く)
というリスクを背負った、覚悟の篭ったジェット・ツキなのだ。
その結果、アニメイシヨン以外ではニンジャスレイヤーにもダメージを与えた代わりに、
自身の腕が裂けてしまうという壮絶なシーンだ。

そんなパンチを、別にソニックブーム=サンの拳からエフェクトが出るわけでもなく、
普通に拳と拳がぶつかり合った時に出る、よくあるアニメめいた衝撃派のみで、グワーッもなくフジキドも無傷。
ソニックブーム=サンのファンボーイからすれば、無念の極みだ。


まとめ

限られた時間の中で、フラッシュアニメイシヨンとナレーションのワザマエを駆使して、
小説でその光景を想像させるかのような魅せ方をして欲しいとつくづく思う回だった。

ショーゴー=サン(スーサイド)を秒速で張り倒した以外、見せ場らしい見せ場の無かったソニックブーム=サン。

元ヤクザバウンサーでソウカイ・シックスゲイツのスカウト部門かつ
カラテもできて、熱い戦闘もできるというとても良いキャラなのに
この魅せ方は無いんじゃないの。と心底思ったよ。

尺の都合上もしやソニックブーム=サンの見せ場はないのでは?と懸念していたが、ここまでとは…
別に少々ストーリーを省略してもいいとは思うけれど、キャラの魅力を損なう改変は悲しい。
これも多様性か?と言われればそうなのだが、ワザマエが異なる別の人になるのは違うと思った。




そういうわけで、ソニックブーム=サンのソニックカラテは本当はスゴイものだし、
ニンジャスレイヤーとの戦闘シーンも熱いものです。

興味を持ったら原作小説か、漫画(これはコンプ版)を是非見て欲しい。
アニメイシヨンで見たソニックブーム=サンのカッコ良さがより伝わります。◆しよう◆
なお、この感想文はアニメイシヨンの感想であり、怪しくはない。安心です。

『NINJASLAYER』(漫画)その18 ラスト・ガール・スタンディング#3(前編) - Togetterまとめ
『NINJASLAYER』(漫画)その19 ラスト・ガール・スタンディング#3(後編) - Togetterまとめ
『NINJASLAYER』(漫画)その20 ラスト・ガール・スタンディング#4(前編) - Togetterまとめ
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『NINJASLAYER』(漫画)その22 ラスト・ガール・スタンディング#5(前編) - Togetterまとめ
『NINJASLAYER』(漫画)その23 ラスト・ガール・スタンディング#5(後編) - Togetterまとめ
『NINJASLAYER』(漫画)その24 ラスト・ガール・スタンディング#6(前編) - Togetterまとめ
『NINJASLAYER』(漫画)その25 ラスト・ガール・スタンディング#6(後編)/ニュー・メッセンジャー・オブ・ホワット - Togetterまとめ

*1:フィーヒヒヒ!女子高生の足!ふと足カワイイ!

*2:できればヤモト以外にフォーカスが当たる形で一緒に手を映したい

*3:フジキドは反則

*4:「ナムサン!速すぎるパンチが衝撃波を生じさせ、オリガミをまとめて撃墜したのである。これこそがソニックブームの得意技、ソニックカラテだ!」とだけ言ってくれればメンツは保てたはずだ

ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン第3話感想

書かざるを得まい。言いたいことだけを書く。
出来が良すぎる。


むちゃくちゃ面白かった

むちゃくちゃ面白かった。
ちょっと言葉にすることが出来ないから見ていけ。


場面転換法(バメンテンカンホー)が多い

ちょっと気になるぐらい場面転換のスリケンが多いが
このラスト・ガール・スタンディングという話は実際長い。


オーディオドラマなら50分もあり、それでも小説の内容を一部省略してある。
それを選り抜きで場面転換しているので、ああいう形になっている。
正直、めちゃくちゃ詰め込んであるのだ。


一回みてもよくわからないという貴方!繰り返し見よう。


それでもよくわからない貴方!漫画版は無料公開されており全て見れる!


先の話まで見れてしまうのでネタバレになってしまうが、ネタを知っていても私が面白かったので実際ごあんしんです。
読んで備えよう。


とりあえずアニメと同じところまで貼っておきます。
アニメイシヨンは余湖センセイの無印コミッカライズをリスペクトされており、あまり違いがなくあなた方の知りたい欲求を満たしてくれます。


『NINJASLAYER』(漫画)その14 ラスト・ガール・スタンディング#1(前編) - Togetterまとめ
『NINJASLAYER』(漫画)その15 ラスト・ガール・スタンディング#1(後編) - Togetterまとめ
『NINJASLAYER』(漫画)その16 ラスト・ガール・スタンディング#2(前編) - Togetterまとめ
『NINJASLAYER』(漫画)その17 ラスト・ガール・スタンディング#2(後編) - Togetterまとめ


もっと先の話が気になったら決断的に読もう。


ソニックブーム=サンカッコよすぎ

元々好きなキャラだったが、余湖センセイ版を踏襲しつつ
かつアニメっぽいカッコよさが非常に際立っている。



エンディングがいい。

これまでの1話、2話のエンディングもかなり好きだったが
今回のThe Pinballsの「劇場支配人のテーマ」のあまりのカッコよさに震えた。

スーサイド=サンのヒキと、このエンディングが流れてきた時、
えも言われぬ良さがあった。


今回は本当に僕が言いたいことだけを言った感じで終わります。
非常に気分がいい。これを書くまでに既に10周見ました。
明日も見ます。

ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンについて

正直に書く。

これだ。


まずはじめに、僕はニンジャヘッズであることを書いておく。
(広義な意味でのヘッズはニンジャアトモスフィアを少しでも摂取した瞬間にヘッズとなるので、ここでは狭義な意味での、日常的にニンジャアトモスフィアを摂取しているティピカルなニンジャヘッズのことを指す)


1話公開からだいぶ時間が経って、そろそろ書きたいな。と思ったので、極めて正直に書いていこうと思う。


ファーストインパク

最初見た時、苦笑が出た。


僕は先行上映会には行っていない。


行っていないが、ツイッターの#njslyrタグでの先行上映会組の情報から、総括してただのアニメではないというように備えていた。
#njslyrタグを常用しているヘッズも同じように備えていただろう。


だがしかし、その備えを一発でぶっ壊してきた。
そう、これだ。


アニメイシヨンが公開される前、フジキドの絵を見た時や、公式(ほんやくチーム)によるアニメイシヨンの一部の情報公開を受けた時、
「なるほどこういう方向で行くのか〜」と思っていたが、このフラッシュアニメーションは全く想定していなかった。


ツイートからも伝わってくる非常に楽しそうな公式(ほんやくチーム)。


昔のアニメを見ればわかるように、今の主流と全く異なる4:3アスペクトとか、
音声モノラルとか、そんなことでアニメの面白さは多少も変わらないと思っているし、
今回はそれを逆に武器にしようとしているだけだから、そのあたりは露程も心配に思わなかった。


また、これまでの、物理書籍の宣伝や、オーディオドラマといった多様なメディアへの展開と
その仕事の本気っぷりを目にしていた僕はこのアニメに並々ならぬ期待を描いていた。*1


あなた方も見たことがあるかも知れないが宣伝しておこう。


書籍宣伝『カタナ・ソード・アンド・オイラン・ソーサリー』


オーディオドラマ『ゼロ・トレラント・サンスイ


見ればわかる、聞けばわかるが、一般的にアイエエエの小説(或いは漫画)で通っているニンジャスレイヤーが、この本気度で作られれば期待するなという方が酷だろう。


見ている最中

殆ど茫然自失という感じで呆けながら見ていたが、最初に頭の中に出てきたのは「そうきたか〜…」だった。
そして、当初予定していたものとは全くベクトルの違う、ある種期待はずれのアニメを最後まで見た。
一切飛ばすこともなく。


なぜこうなったのか?
ほんやくチームはこれで何を表現したいのか?手抜きではないのか?そんな考えが頭のなかで反芻し、おお普通にアニメしてる部分はカッコいい!とか、え?ここでまたフラッシュ?とか
殆ど訳の分からないうちに終わった。


※参考:普通にアニメしてる部分


しかし、見終わった時には、ひっでえけどやっぱりニンジャスレイヤーのアニメだったな…と思った。


見終わった後 〜 一体何なのかこのアニメ。

僕は原作も読むし、漫画版(無印キルズグラマラス・キラーズ)も多少摂取するし、彼らのやり方も大体わかったつもりで居た。
だがしかし、見終わった感想は「一応ニンジャスレイヤーだったが、一体このアニメなんだったんだ!?」だ。


原作を知っている人間がアニメを見て意味不明のまま(物語はわかる)終わるのだ。
言ってることの意味不明さが理解できるだろうか。
正直、1回みただけでお腹いっぱいで、もう1度見る気はさらさらなれず、その日はそのまま寝た。


一眠りして次の日。

なんだか#njslyr タグがアニメイシヨンで騒がしい。
ヘッズだった人が期待を裏切られたという事で騒いでいた。
原作ももう見ないとか、原作disまで始めたのは衝撃的だった。


僕も前日見た時には、期待を裏切られたな〜と思ったが、すぐにじゃあ見なければいいや。という結論に至って、即寝たのだ。
これはニンジャスレイヤーの原作者がこれまでの態度と作品に対するその行動で示しているよに、彼らが作品に対する「多様性」を大事にしているからだ。


これまでもそうだったように、アニメなんてただの多様性の一部だと思い、切り捨てればいいのだ。
それを好きな人もいれば嫌いな人も居て、でもそれは双方の立場からも、原作者からすらも認められる。ニンジャスレイヤーとはそういうものなのだ。


そう思ったが、僕も気になって、もう1度見てみた。*2
そうしてみると、不思議と最初に見た時よりも、ほんの少しだけ面白く感じた。
いや、実際には「もしかして、これ、面白いのか…?」という疑惑を感じたのだ。
何が面白いのかは、その時はわかっていない。


なんかおかしい。どう考えてもこんなアニメひどいのだが、最初に見た時より面白く感じる。


そう思って、2回目も見た。そうすると、不思議なことに1回目よりも確実に面白い。
フラッシュアニメの部分は断然ヒドイが、それ以外が良い。


そう思って、3回目も見た。そうすると、不思議なことに2回目よりも確実に面白い。
フラッシュアニメの部分は依然ヒドイが、元々こういう表現(演出)をすると分かっていると、普通のアニメになった時のカタルシスがある。


そう思って、4回目も見た。そうすると、不思議なことに3回目よりも確実に面白い。
フラッシュアニメと普通のアニメの配分がいい。最初に見た時よりも遥かに良い。
まだ何が面白いのかを説明しろと言われると、どこかは明言できないが
見た後にどこか気持ちよく、良さがある。


これは一体どういうことか?

どうしてこんなに茶番フラッシュアニメを入れられているのか?


考えてみた結果、1つの疑惑として、これは既にニンジャスレイヤーを知っている者でも、まさにニンジャスレイヤーを初めて知った時のショック(ニンジャリアリティショック)をもう一度体験させるような作りなのでは?と訝しんだ。

だが、それだけなら、ただの一発ネタだ。
同じ表現は慣れれば飽きられる。


ほんやくチームがそんなぬるいことをするだろうか?
やはり手抜きなのでは?

フラッシュアニメーションは手抜きか

手抜きだ手抜きだと言われているフラッシュアニメ部分、果たして本当にそうなのか考えた。
考えて見た(視聴した)結果、これは「計算された手抜き」だと僕は感じた。


理由その1:フラッシュキャラクターデザインのスタッフがいる

これだ。

フラッシュキャラクターデザインのスタッフが専任でいる。
普通のアニメにフラッシュキャラクターのスタッフがいますか?おかしいと思いませんか?あなた


理由その2:視聴体験がそう思わせる

何度かの視聴体験でそのように思えてくる。


これはほとんど慣れや洗脳に近いような気がするが、繰り返し見ると、
これまでの視聴体験から、経験が生き、フラッシュ部分も作品を構成する一部として、全く気にならなくなるのだ。*3


実際このフラッシュアニメがあることにより、普通のアニメに変わった時の気持ち良さがあり、
原作にもあるシリアスになり過ぎないようにするための1つの小細工のように思える。
また話を圧縮するための1つの手法なのでは、と思った。



原作は、大きくシリアスなエピソードと、トンチキなエピソードの2種類に分かれている。
両方がいい塩梅に入り混じったエピソードもあり、それがとてもタノシイのが原作だ。


それを普通のアニメ表現でやろうと思うと、実際15分では時間が足りなくなるし、結構アニメ表現的には難しいのではないかと思った。
実際、音声だけ聞けば全く手抜きのないオーディオドラマめいていることに気づいた方もいるだろう。


まとめ

まとめると、ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンについての私の理解は以下のツイートに凝縮される。






本来こういったことは非常に稀だと思うが、まさにこれらのツイート通りだ。
15分アニメにしてある都合上、ちょっと分かりにくい部分も多々あるのは確かだし
フラッシュアニメなんてのも使われているが、間違いなくニンジャスレイヤーのアニメだった。


そういう理解で、アニメイシヨンを見てほしいと思う。
どうしてもダメ、合わない。という人は、前述したように見なければいいのだ。
それがこれまでも、これからも変わらない多様性だ。


グラマラス・キラーズが苦手な人がいるように*4、アニメイシヨンが苦手だから見ないという選択肢をとれる。
だから、このアニメについて否定も肯定もしてもいいけど、それをする人を批判したり、否定か肯定することを強制しないで欲しいと思う。
僕は、否定することを批判されないし、肯定することも批判されないことを望みたい。*5


多様性は重点される。



最後に、こういう意見もあった。
これには「はっ」とさせられた。確かにこれまで紹介したメディアのほとんどのアレンジのされ方が、多様性に飛んだ切り口からアレンジメントされている。
それは皆さんを楽しませる演出でもあるが、それと同時にニンジャ真実に近づくためのものなのでは?(ニンジャ真実が何かは語られていませんが雰囲気で理解してください)


ついでにアニメイシヨン真実

2話で一部のヘッズが大変な事に気づいている。


1話のマッポがサラリマンを囲んで棒で叩くシーンを見て、ブンドドみたいだなぁ。
と思っていたが、まさか本当にフィギュアの可能性が浮上。


フラッシュアニメキャラクター自体もフィギュアのような格好だとは思っていたが
公式の手のひらで踊らされている感がすごい。


これからアニメイシヨンがどうなっていくのか、非常に楽しみだ。
今日は3話の上映会があります。◆しよう◆

*1:僕はというより一般的なニンジャヘッズもそうだろう

*2:一眠りすることでニューロンの損傷が回復したのだ

*3:ヘッズ的に言うと、研修が進み備えることができるようになった

*4:俺だ

*5:嫌いな人はヘッズではない、好きな人はヘッズではないという考え自体が間違っていて奥ゆかしくない

デレマス13話感想

相変わらず何周遅れなのかわからない感想を書いていく。
素晴らしかった。書きたい事が多すぎるので、いっぱい書いていく。
写真は少なめにしたがそれでも多く、ネタバレがたくさんあります。

2015-05-01:凛の背伸びシーンの画像が違っていたのを修正


続きを読む

セルの枠線を消すために白色背景色でセルを塗りつぶすな

どういうこと?


枠線を非表示にしたいという理由だけで、
全てのセルに背景色を白色で塗りつぶしちゃう人が多い。多すぎる。

セル切り取りとかしたら汚くなっちゃうアレだよ!!

解決策

Office2007 か Office2010ならリボンの[表示]→[枠線]のチェックを外すだけで枠線を消すことができます!!
Office2003の方はここ↓を見てください。
富士通Q&A - [Excel 2003] セルの間の枠線を非表示にする方法を教えてください。 - FMVサポート : 富士通パソコン

Office2010の場合、これです↓


こうなります!↓

小言

こういった地味なところって結構イラっとくるんですよ。
あとこういうのを大きいExcelでやられると書式情報の保持のためにデータサイズが大きくなったり、開くのが遅くなったり、いろんな処理が遅くなる。

少しでもこういったイラツキを解消すべく書いてみました