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#untitled note

私的な考えとかメモ、その他トラブルシュート

カブセ=サンについてのチラ裏

アンエクスペクテッド・ゲスト

を読んで、TwitterWikiのコメント欄に書こうかなと思ってたけど、
思ったより長かったのでここに吐き出しておこうと思う。

カブセ・ソウヤマ - ニンジャスレイヤー Wiki*

治療について。医者とはなにか?

手っ取り早く活力を無理やり作るなら、実際ZBRはかなり有効だと思っている。
彼がそれ以外の治療方法を知らなかったのかも知れないけど、
3倍量ZBRを心臓注射は「それしかない!やっちまえ!」と思ったのだが
ヘッズの間ではやっぱりヤブだったと扱われていたのは実際ショックだった。

実際の所、アンエクスペクテッドで実行したカブセ=サンの治療の全ては
ZBR注射であって、ZBR注射自体はZBR中毒者にも出来る。(包帯も巻いたけど)

では医者でなくても出来たのでは?と言われると、やっぱりそうではないと思う。

医者は処置を施すだけが仕事ではなくて、患者の容態を見て判断し、処置を施すのが仕事だから。
イシカワ=サンが呻いている所を見て、「それぐらいでは死なん!」と
喝を入れることが出来るのは医者にしかできないし、
「ZBR注射が必要か?」「どこに?」「どれ位?」という判断、そして決断的実行も、やっぱり医者にしかできない。
診察室を任された看守マッポでもある程度はできたのだろうけど
殆どノータイムで何をすべきかを決断して実行するのは、医者であるカブセ=サンにしか、できない。
あの場で、あの活躍ができたのは、医者であるカブセ=サンしかいなかったのだ。*1
例えその治療方法が胡乱に見えたとしても、医者である為に、カブセ=サンは医者の役目を忠実に実行していたと言える。

医者としての成長

彼は恐らく、あの特にやることのない現場で、腕を磨く必要も無いからそれに甘んじてしまった結果、冒頭にあるように、ぞんざいに扱われてしまっていたのだと思う。

腕を上げる必要が無ければ意識の低い人間は停滞してしまう。
実際には彼自信では医者としての自分の理想像があったはずで、
こう活躍したい、こう尊敬されたいというのは大きくあったはずだ。

またクズ的思考が発端で動き出したはずなのに、途中で目的を忘れて
本当に自分が医療行為の為に走り回っていると錯覚し始めた。
やはり彼が根っからの"医者"であることを示していると思う。

あのケオスの中で治療行為をし続ける事で、自分にしかできない事を再認識して、それが彼の心を磨いてサビを落としたのだと思う。
極めつけに、ナカジマから特大の熱い思いを託されて、それを実現してしまった。
恐らくアレを成し遂げた時が、彼のターニングポイント。
あの時点で目が眩んだ、或いは既にハラを決めたのだろう。
或いはあの治療が失敗していたら、無力さに打ちのめされて一転してヤブ以下にでもなっていたかもしれない。
成功によって得られた、これまでには得難い感情をしっかり噛み締め、

何かあれば俺が出て行って絶対に治してやる。

それぐらいには思っていただろう。
これまでの空虚な扱い、自分自身の行動に比べて、今自分がしている事の名誉ある行動、実際に救える命、受ける尊敬、感謝。
自信の仕事に輝きを再発見した時、自己犠牲も厭わないクソ偉大な医者野郎になった。

そう思った。

*1:ナンシー=サンやガンドー=サンぐらいなら決断的に実行してしまいそうだが、そのあたりは主人公補正があるので!