♯untitled_note

私的な考えとかメモ、その他トラブルシュート

行、列のグループ化時に「+」「-」ボタンがおかしくなる件の1つの原因と復旧方法

2016/03/17:タイトル修正

なにそれ

これのこと。

行や列のグループ化を行った時に本来ボタンに表示されるはずの「+」や「-」が「」になって
ボタンが小さく表示される現象のこと。

Excelを方眼紙のように使いこなす諸君らには常識かもしれないのだが、僕は知らなかったので書いておく。

#調べたらExcelファイルを作り直せとかいうあまりにも乱暴な回答しか転がって無かった。
#いや、本当はもっと調べればキチンと載ってるのかもしれないのだが、
#そもそも調べ方のキーワードになんと書けばいいのかすらわからなかった・・・。

発生するExcelのバージョン

多分最近の全部のバージョン。
発生したことがある(覚えてる)のは、Excel2003、2007、2010。
直したことがあるのは、2007と2010のみ。

1つの原因

1つと書いたのは、たまたま見つけたからで、本当はまだあるかも知れない為だ。
しかし原因は非常に単純。

どこか大量の行(列)が小さな高さ(幅)に設定されていないか。
を調べてみて欲しい。
よくあるのが、下〜〜〜〜の方に、例えば1万行目から下が知らぬ間に小さくなってた。とか。

具体的にはこういうことだ。

この画像はわかりやすいように、6行目から下の行全部を小さくした例だが、
実際にはどこの列からだろうがとにかく大量に小さな高さに設定されていると起こる。

もう少し詳しく書くと、実はこのグループ化ボタン、行の高さに比例して小さくなる。

グループ化対象の行の高さを小さくすれば、小さくなるのは当たり前だが、
どういうわけか、グループ化されている行とは関係無いのに、他の行を小さくすると
それに比例して行グループ、列グループの両方のボタンが小さくなっていくみたいだ。

復旧方法

小さくなっている行をデフォルトの大きさに戻すだけ。
大抵の場合それだけで直ります。

しかし、行も列も小さくしまくってたりすると、これだけでは直らない時があります。
そういう時は、小さくしていた行(列)をデフォルトよりも大きく設定してください。
そうするとボタンが元の大きさに戻って、再度デフォルトの高さ(幅)に戻せば直ります。
#どちらかというと列よりも行のほうが大きい影響を与えるみたいなので、
#両方大きくしても完全にボタンが戻りきらなかったら、行の高さをもっと大きくすることで改善することがあります。

艦これ+AviraAntivirusProを共存させる

追記(2015/02/07)

艦これ側にアプデがあったので状況整理。
  • Windows8 64bit:暴走はないがFlashが起動してこない、ロード中に止まる等の現象を確認。
    回避にはReal-Time ProtectionとWeb Protectionを一時的に無効化してからWebページを表示し、START GAMEを押して母港を表示するところまでいってから
    無効化してReal-time protectionとWeb protectionを有効化する。
    ロード終わった直後に有効化すると猫エラーが出る。
  • Windows7 64bit:特に何もせずとも起動可能。暴走も無し。

始まり

艦これ界隈で一時期AviraAntivirusを使っていると艦これ起動出来ないし、
PCに高負荷がかかるぞ。という問題が持ち上がっていた。

詳細:艦これ速報 艦隊これくしょんまとめ : 【艦これ+一般】アンチウィルスソフトAviraで艦これが重くなりログイン画面から進めなくなる不具合発生中?

Aviraを使わなければ済む話なのだが、僕はAviraが好きだったし、
僕はAviraAntivirusProライセンス購入してしまったユーザだ。

しかし金払ってこれはムカつくのでAviraに報告して修正させてやらねば。

そう思って昨年12月の発生から今日までAviraのサポートとずっとやりとりをしていた。

解決策

実は既に解決策を探り当てている人がいた。

艦これ AviraによるPC負荷を回避する | COCCIO
この方法もおそらく正解なのだが、一応サポートとのやりとりでわかった内容を記載しておく。

前提条件
  1. Antivirusを開いて、左側のメニューから[Real-Time Protection]をクリック
  2. 右上の[構成]をクリック
  3. Real-Time Protection - スキャン のツリー階層の[例外]をクリック
  4. Real-Time Protectionのスキャン対象から除外するプロセスに使用しているブラウザのexeを指定して追加する。
  5. [OK]ボタンを押して、ブラウザを起動中ならブラウザを再起動する。
設定例
ブラウザ 追加するexeファイル名 備考
Firefox インストール先\firefox.exe Portableの場合、FirefoxPortable.exeがあるがこれではない
InternetExplorer C:\Program Files\Internet Explorer\iexplorer.exe 64bit版も同じ
GoogleChrome C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe -

ここまでが大前提の設定。
FlashPlayerが悪いのでは?と思っていたが別にFlashPlayerPluginなどを追加しなくても良い。
この操作によりAntivirus Host Framework Serveのプロセス暴走を回避できる。

回避手順(Proユーザのみ)

AntiviruProにはWebProtectionがデフォで有効になっており、
こいつがゲーム起動(と言うよりゲームキャッシュのDL)を邪魔しているようなので、
一時的に無効にしてやる必要がある。

無効にせずに前提条件の設定をしただけでは、艦これを起動するとプロセスが暴走したり
プカプカ丸を表示したままゲームロード画面が出てこなかったりする。
Free版を利用しているユーザはWebProtectionが無いので、おそらくこの問題は発生しないと思う。

  1. Antivirus Proを開き、画面左の[状況]から[WebProtection]を無効化する。
  2. 艦これを起動する
  3. 正常に起動できることを確認したら[WebProtection]を有効化する。
これで以降のゲーム起動は何の問題もなく起動できるようになる。
一度ゲーム起動中にキャッシュが壊れたっぽいことがあり、上記の設定をしていたにも関わらず
プロセス暴走が発生したことがあったが、この時も同様にWebProtectionを無効化してから
ゲームを起動することにより現象を回避できた。
(アプデが入っても同じことになりそうだが…)

現象について

最後に本現象を詳しく記載しておく。
現象を知れば自ずと何をすれば良いかもわかってくるものだ。

現象は主に2つに分かれている。大抵の場合、両方一緒に起きているので見分けが付かないが切り分けていくと実はそうらしい。
  1. Antivirus Host Framework Serviceが暴走し、CPUに高負荷がかかる。
    一度再現するとPCを再起動するまで現象が継続する。
  2. プカプカ丸を表示したまま艦これのロード画面に遷移しない。

発生環境
Windows7 64bitでは現象2のみを確認
Windows8 64bitでは現象1、2の療法を確認した
ブラウザはOSに関わらず、Firefox 35.0、Chrome 39.0.2171.99m、InternetExplorer11の全てで発生した。

なおWindows7に限っては何故かプロセス暴走していないように見える*1が、
実際にはReal-Time Protectionの除外設定有りと無しでは、ゲーム起動までにかかる時間が
除外無し状態のほうが長い為、やはり何か悪さしていると考えられる。
まとめると、
  • 1の現象を回避するには、Real-Time Protectionからブラウザを除外プロセスに追加することが有効
  • 2の現象を回避するには、一度WebProtectionを回避してゲームキャッシュをロードする必要がある。
  • 正常起動後はWebProtectionを有効化しても問題ない。
  • 一度上記で回避出来たとしても、艦これのゲームキャッシュが壊れると再度同じ操作をする必要がある。

重要なのは、よく艦これ公式が「ブラウザのキャッシュを削除してください」と言っているが
キャッシュの削除後に起動するだけでは、Proユーザーは回避できないということだ。

おまけ

今回のやりとりでAvira(正確には日本ユーザ向けサポート委託先?)といろいろやりとりしたのだが、
最終的な結論が
「艦これのキャッシュに依存する問題であるため、艦これサポートに連絡してください」
というものだった。

実際にキャッシュ側の問題であることが回避方法からもわかるのだけれど、
それが原因でAviraのプロセスが暴走するわけだし、復帰させる為にPCを再起動せざるを得ないという
現象を放置(ユーザ任せ)するというのはどうなのよ。という感じがする。

また、艦これサポートに言え、というユーザに託す形も個人的に納得出来ない。*2
お前ら(艦これ)のせいでうち(Avira)の製品が疑われてるんだから、
Avira側から艦これ側に解析結果と一緒にこういう情報がユーザーから上がってるから対処してね。
というのが筋ではないだろうか。

でなければ、また僕は艦これサポートと最初から同じ説明を繰り返す事になる。
この現象についてAviraサポートとのやりとり、こちら側での検証に使った時間も短くはないのだ。

Aivraのサポートは丁寧だけど、本社のその姿勢はどうなのよ。という感じだった。*3
まあ外資なんてどこもそんなものだろうと思うのだが、
そういうわけで、ライセンス期限が切れたらまた違うアンチウィルスソフトを探そうと思う。

*1:CPU稼働率が上昇しない

*2:たらい回しみたいなもんだ

*3:彼らは本社からの回答を伝えているだけに過ぎないはずなので

BNRスピードテストで0kbpsになるのはAvira AntivirusのWebProtectionが原因だった

BNRスピードテスト

言わずと知れた回線速度計測サイト
BNR スピードテスト 回線速度/通信速度 測定

で、いつ頃からか計測状態が「........」と表示されて0kbpsの結果になったりしていたのだが
その原因がAviraAntivirusのWebProtectionにあることがやっとわかった。

どういう現象なのか?


こんな感じで、測定中のステータスは「.」もしくは少しだけ「O」がつくというような状態。
偶に回線速度が表示されるが、殆どの場合は画像のように「0kbps」で表示される。

回避方法は?

URL除外設定を追加するもしくはWebProtectionを無効にする。
どちらもセキュリティに関わる設定なので、これにより被害を被ったとしても私は責任を持ちません。

URL除外設定方法

  1. AntivirusProを開く
  2. 左にあるメニュー一覧からWeb Protectionを選択
  3. 右上にある[構成]を選択
  4. Web Protection -> スキャン -> 例外のようにツリーを開く
  5. 「Web Protectionのスキャン対象から除外するURL」に「.musen-lan.com」と入力*1
  6. OKボタンを押す。
これで完了。しかしこの方法、デメリットがあります。
デメリット
  1. .musen-lan.comドメインからの受信に対してWebProtectionが働かない。
  2. そもそもWebProtectionをONにしいてると「X」=「データ破棄」が多くなる
2番目の方は、まあWebProtectionを使うなら起こりうる問題なのかな、という感じですね。

WebProtection無効方法

ノーガード戦法。推奨できません。
  1. タスクトレイのAvira Antivirusのアイコン(赤傘アイコン)を右クリック
  2. Web Protection 有効にするをクリック(チェックを外す)

比較

真面目に比較しようかな。と思ったんだけれど面倒だな。って思って所感だけ。


  • 除外設定の場合:うまくDLできていても20Mbpsぐらい遅いっぽい?
    場合によっては正常に計測出来ているとは思えない値になることも。
  • 無効設定の場合:5回ぐらい試した結果間違いなく「X」は減るけど、やっぱり偶に「X」は出る。多分これは他の何かが原因。

速度を優先するか、安全性を優先するか各自で判断していけ。

そもそもなんでコレに気づいたのか

艦これが今、AviraAntivirusを起動しているだけで
アクセスするとCPU負荷が非常に高くなる現象が出ており、
またWebProtectionがONだとロードすら出来ないという状態になっています。

そうです。どうやら、AviraAntivirusとFlashPlayerの組み合わせがあまりよろしくないようなのです。

今まで、これは
  • FlashPlayerのバージョンアップが原因か?と思ってダウングレードしたり
  • ブラウザ依存か?と思って色々試したり、
  • 回線装置が壊れたか?と思って交換してもらったり
  • LANケーブルからモジュラージャックから全部取り替えたり
  • 挙句の果てにはプロバイダーも替えてみたり
したけど、結局変わらなかった。

しかし艦これの問題でより事態が深刻になって、初めてAviraという伏兵が居ることに気づいたのでした…。


Proユーザなので苦情を送りつけることにします。
改善されることはなさそうですけど。

*1:ドメイン指定除外